散りゆく刹那

ポケモンのことを気が向くままに書きます

【構築記事】東北オフ使用ジャラゲンブルル【WCS2018】

東北オフで使った構築記事になります。

【構築経緯】
ブレイジングソウルビートが通せる相手には強力な勝ち筋になるのでジャラランガを軸としたパーティを組もうと考えました。そこで、様々な構築記事を漁ってジャラランガを組み込んだパーティについて調べました。メガリザードンYジャラランガ+カプ・コケコの3匹を使った構築とメガゲンガージャラランガカプ・ブルルの3匹を使った構築が多かったので、このどちらかをベースに組もうと考えました。INCでメガリザードンYを使った時にねっぷう、オーバーヒートを外して負けるという試合がとても多かったのでメガリザードンYの採用をやめ、メガゲンガーを採用したパーティにすることを決めました。
3匹はここで決まったのですが、残りの3匹で迷っていました。
残りの3匹に求める要素は
1.ねこだまし持ちである
2.おいかぜやトリックルームといったS操作ができる
3.電気技を無効にできる
4.ジャラランガがそもそも選出できない時の2枚目のZ枠
5.カプ・テテフメガメタグロスに強いポケモン
6.メガゲンガーが出しにくいと感じた場合に選出できるポケモン
7.選出がブレにくいようにする
以上の達成を目指してポケモンを探した結果今回のパーティが完成しました。
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【個体解説】
ゲンガー@ゲンガナイト
おくびょう
のろわれボディ→かげふみ
252-0-0-0-4-252
167-65-100-190-116-200(メガシンカ)
シャドーボール
ヘドロばくだん
こごえるかぜ
まもる

構築の軸
最初はHDベースだったがカプ・コケコに同速勝負で勝たないといけない場面が何回かあったのでS振りにしました。技構成は一般的。特に言うことはないかと思います。

ジャラランガ@ジャラランガZ
ひかえめ
ぼうおん
4-0-4-244-4-252
151-117-146-166-126-137
スケイルノイズ
りゅうのはどう
かえんほうしゃ
まもる

構築の軸2
ジャラランガミラーやBを下げたくない場合に撃てるりゅうのはどうを採用しました。ナットレイに打点を持てて相手の鋼に撃てるかえんほうしゃの採用。これも特に言うことはないと思います。

ガオガエン@とつげきチョッキ
いじっぱり
もうか
180-228-4-0-20-76
193-180-111-90-113-90
フレアドライブ
DDラリアット
けたぐり
ねこだまし

特性をいかくにしてください、お願いします。
ねこだましを使えてテテフグロスに強めのポケモンDDラリアットははたきおとすのほうがいいかもしれない。今回は安定したメガリザードンYへの打点としてDDラリアットを採用しました。後述のおいかぜのサポートを受けてメガメタグロスを抜けるようにSを振りました。また、グラスフィールドによる回復も考慮してHは16n+1。

カプ・ブルル@こだわりスカーフ
ようき
グラスメイカ
44-220-0-0-0-244
151-178-135-94-115-138
ウッドハンマー
ウッドホーン
ばかぢから
いわなだれ

構築の軸3
有利対面さえ作れれば強いポケモンだと感じました。技構成に関しては言うことはないかと思います。しぜんのいかりが候補になるくらいだと思います。その場合いわなだれを切ることになりそうです。Sはスカーフ込みでS種族値135まで抜けます。

霊獣ボルトロス@デンキZ
おくびょう
ちくでん
4-0-0-252-0-252
155-112-90-197-100-168
10まんボルト
エレキネット
めざめるパワー(氷)
まもる

ジャラランガが選出できない場合の2枚目のZ枠。技構成は10まんボルトとめざめるパワーまでは確定でいいかと思います。今回のオフの結果などを考えてエレキネットとまもるの部分はみがわりだったりわるだくみなんかもよさそうだと感じた。要調整枠。
主な役割はカプ・レヒレテッカグヤ、サンダーの処理、ヒードランに対する削り、メガゲンガー以外でのSダウン。ヘドロばくだんは撃たないと思うので切りました。リザードン相手に上をとれるように最速をとりました。

ハッサム@ハッサムナイト
しんちょう
テクニシャン→テクニシャン
244-20-4-0-236-4
176-173-161-74-165-96(メガシンカ)
むしくい
バレットパンチ
おいかぜ
まもる

メガゲンガーが出しにくい相手に対して選出する裏のメガ枠。テテフグロスに対して強く、炎技が飛んでこなければおいかぜを起動しやすいので技構成に関してはこれでいいかと思います。
Aを削りまくっているためバレットパンチやむしくいの火力が下がってしまったのでしんちょうHDからいじっぱりHAに変更するのもありだと感じました。
Hはきのみを奪って食べた際の回復とグラスフィールドの回復を考慮して16n。sはおいかぜ下で最速ゲッコウガまで抜くことができます。

【選出】
選出パターンが少ないので簡易的に
ガオガエンカプ・ブルルは必ず選出し、残りをメガ+Zの選出をするだけになります。
先発はほぼガオガエン+Zorメガで、カプ・ブルルは先発におくことはまずないです。

【重いポケモン
メガバシャーモは構築単位で解答がジャラランガしかないので厳しい。
高速毒タイプ(マジカルシャイン持ちのウツロイド、スカーフアーゴヨン)もジャラランガの上をとったり積んだ後の返しで倒される可能性が大きいためバシャーモほどではないが厳しめ。

【感想】
東北オフでの戦績は午前2敗、午後4勝の4-2
オポネント差で16位となり決勝トナメ進出
決勝トナメ0-2で1落ちとなりました。
午前1発目では勝ちを確信した場面でレヒレの濁流で両方命中を下げられブルルがレヒレウッドハンマーを外し、受け出ししたボルトロスムーンフォース急所で飛ぶというレートなら台パンレベルの運負けをかまして立ち上がりから心が折れそうでしたが、午後全勝で這い上がってくることができました。
決勝トナメでは見せ合い画面を見た瞬間に無理だと思いました。決勝トナメで勝つためにはメガバシャーモメガゲンガーを処理されないようにしつつメガゲンガーとカプ・コケコの同速勝負に勝ち、サイドチェンジじゃんけんに勝ち、ジャラランガZを通すというアホみたいに難易度が高いことをやる必要があったので構築単位で厳しかったです。
今度はバシャーモに勝てるようなジャラゲンブルルを作れるようにポケモンしたいと思います。

終わりにスイスドロー、決勝トナメで対戦してくださった方、オフ会場でフレ戦してくださった方々、東北オフの運営の皆様、ありがとうございました。
次に参加するときは決勝トナメ1落ちしないように精進します。